2017年7月 8日 (土)
ネズッポ科トビヌメリのオスとメス

孫のユーキとチョイ投げして良く釣れたのがネズッポ科のトビヌメリ。釣りを始めた頃はネバゴチとかノドクサリとかといっていたが、それがネズッポ科の魚だと知ったのはこの10年くらい前でした。
ネズッポ科の魚にもいろんな魚がいるがどれもよく似ていて見分けるのは図鑑と見比べながらしないといけません。でも、チョイ投げだとトビヌメリが釣れることが多い。
このトビヌメリもオスとメスで背びれの形や斑紋が違うので、ますます混乱します。一番簡単に見分ける方法があります。
つづく・・・。


それは尻ビレの色。オスは多数の暗色斜走線があるが、メスには斜走線がなく白い。写真を拡大してみてください。
これまでもトビヌメリはたくさん釣れたが、いつもオスばかりで今回メスも釣れたので、ユーキに私の博識を披露しました。ふふ。
7月 8, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2017年6月24日 (土)
タコのオスとメスの見分け方

タコのオスとメスの見分け方を知っていると、ちょっとお得。というのは、メスのほうがオスに比べて身が柔らかいからです。
写真を見ると分かりますが、ひとつは吸盤の大きさが揃ってなくて、大きな吸盤と小さい吸盤が混じっています。もう一方は大きさが整然と揃っています。
大きな吸盤があるのはオス。オス同士で戦うときに吸盤を使うので、大きいのがあるということらしい。ふふ。
つづく・・・。
もっとちゃんとした見分け方があります。オスには足1本の先端に吸盤がありません。その足で精子が入った袋をつかんでメスに差し込むからです。吸盤があるとうまくつかめないので、吸盤がないらしい。
しかし、スーパーで売っているタコは写真のように全ての足をまとめて売っていることはほとんどない。また、茹でると足が丸くなって先端が見えないので、吸盤の大きさで判断することが便利です。
6月 24, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2017年6月 8日 (木)
タコのアフリカ産と国産の見分け方
スーパーの魚売り場でタコを見て、我が家の「山ノ神」と花見に行った帰りにタコのアフリカ産と国産の違いが「吸盤が中まで真っ白いのがアフリカ産で、真っ白くないのが国産」と書いていた本のことについてこのブログに書いたことを思い出しました。
そのことについて書いた本を探しました。「続 釣りと魚の雑学事典(ホリオ剣著、東京出版)」でした。ところがスーパーで見たタコはアフリカ産も国産も吸盤の中の白さはそんなに変わりません。
ネットで検索すると、吸盤の白さで見分けられると書いている記事も確かにあります。以前のアフリカ産はモロッコ産だったが、最近のは全てモーリタニア産になっています。このことが原因でしょうか。
そこでネットでさらに調べると、興味深い見分け方を書いている記事を見つけました。
つづく・・・。
それは、外国産は茹でると赤くなるが、国産のタコは小豆色になるとのこと。それは国産のタコはアフリカ産に比べて、風味はあるが茹でると固くなるので、固くならないようにほうじ茶で茹でるために色が異なるとのこと。
そこで、いろんなスーパーでタコを探して、色の違いを見てきました。冒頭の写真は左は北海道産、右はモーリタニア産です。確かに国産のほうが色が小豆色になっています。ふふ。
6月 8, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2017年6月 3日 (土)
ずーっと望んでいたクマノミがやっと釣れた

愛媛県南部深浦の磯でチヌ釣りをして釣れなかったので、翌日は愛南町の波止で多魚種狙いをしました。そのときに、クマノミが釣れました。
実は、これを見た時、超うれしかったのです。ふふ。クマノミはこれまでも何匹か釣ったことがあるが、これはチト違います。ふふ。

これまで釣ったクマノミはすべて尾ビレが白い。写真は平成25年に釣ったクマノミ。これ以外にも同じ年にもう1匹、平成26年にも釣ったが、すべて尾が白かった。
つづく・・・。
尾ビレの色の違いはオスとメスの違いです。白いのはオスで、黄色はメスです。今年まで釣れたのは全てオスだったので、メスを釣るのは難しいのかと思っていました。

しかし、今年になって4月と5月に釣れたのはいずれも尾ビレが黄色いメス。こんなことで喜ぶのはおかしいですか。ふふ。
6月 3, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2017年4月 5日 (水)
枝垂れ桜は満開でした
昨日、香川県西南部の綾川町にある枝垂れ桜を見に行きました。久しぶりに「山ノ神」とのデートです。ふふ。枝垂れ桜はソメイヨシノより早く咲きます。
ソメイヨシノの満開は1週間後の予想ですが、枝垂れ桜は満開でした。この桜は個人の所有で「西分の枝垂れザクラ」、「堀池の枝垂れザクラ」といわれていて有名ですが、私は初めてです。
場所がちょっと分かりにくかったが、ネットで検索してから目星をつけていたので比較的順調に行けました。この桜の時期だけたくさんの人が見に来るので道が一方通行になるなどの情報も事前に知っていたので助かりました。昨日も平日なのにたくさんの人が見に来ていました。
つづく・・・。
家に帰る途中、スーパーでの買い物につき合わされます。しゃーないです。私はすることがないので、当然魚売り場に・・・。するとタコが目につきました。

モーリタニア産と香川県産が並んでいます。以前読んだ本に、アフリカ産は吸盤の中が真っ白で、国産は白くない、と書いていたことを覚えています。
だけど、どう見てもどちらも吸盤の中は白い。写真の左はモーリタニア産、右は香川県産。違いが分かりません。もう一度、書いていた本を探してみるつもりです。ふふ。
4月 5, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2017年3月26日 (日)
サバの国産とノルウェー産の見分け方
写真を見て、釣り人ならサバだと分かります。ただ、これが国産のサバかノルウェー産のサバか分かりますか。先日、「山ノ神」とスーパーに行ったとき、ラベルを見ないで「これはノルウェー産に見える」と言いました。
というのは、昔はノルウェー産のほうが国産よりも安かったのが、中国を始め世界各国がノルウェー産を買うようになり高騰し、去年くらいまではスーパーのサバはほとんどが国産になっていました。なので、安いノルウェー産をスーパーで見るのは久しぶりです。値段も安い。
「ノルウェー産に見える」といった後、ラベルと見るとノルウェー産だったので、「山ノ神」が「さすが・・・」といってくれました。ふふ。
つづく・・・。
ノルウェー産のサバは背中の模様がくっきりと整然としていること。国産のサバの模様はノルウェー産ほどくっきりしていなくて、縞模様も一部が交錯していたりします。もちろん本(「釣魚をめぐる博物誌」長辻象平著)からの知識です。
最初の写真はノルウェー産で、あとの写真は国産のサバです。釣り師としては魚の知識を奥さんには負けないでもらいたい。ふふ。
3月 26, 2017 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年10月18日 (火)
よく似た魚の見分け方 ボラ
ボラは狙って釣ることがないので、その種類に対する知識度は低い。ふふ。
ボラは頭の形がちょっと蛇に似ているので、蛇が大嫌いな私は他の魚と間違うことはない。
ボラとよく似た魚にメナダがいる。ボラには胸ビレの基部に青い班があり、メナダにはそれがないので見分けられる。ただ、気をつけてみないと分からない。
つづく・・・。
私もメナダをボラと間違えて香川ギネスに登録して、このブログの読者から誤りを指摘されたことがある。蛇に似ているのをじっくりと見る気がしないのが原因か。
メナダ以外にコボラがいるが、これにも胸ビレの基部に青い班はないので、メナダと間違いそうになるが、メナダは目が赤く、コボラの目は赤くない。
10月 18, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年10月 5日 (水)
よく似た魚の見分け方 タイ
マダイによく似た魚でよく言われるのが、チダイ。それにキダイもよくにています。
マダイとチダイの見分け方は尻ビレの後ろの端が黒いのがマダイ、黒くなくて透明なのがチダイ。ところがキダイも黒くないので注意。
キダイは背中に大きな斑点が3個あります。斑点も行ってもくっきりとしたものではなくて、ぼんやりとしたものなので注意が必要。
つづく・・・。
40年以上も釣りをしているのに、私はまだ一度もチダイを釣ったことがありません。だから、マダイとの見分け方はしっかりと覚えているのに、実際にはチダイを見たことがない。
キダイも釣ったことがないので、この見分け方は私のためにあるようなものです。ふふ。
10月 5, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年9月27日 (火)
よく似た魚の見分け方 イシモチ
カツオのよく似た魚の見分け方です。投げ釣り愛好者にはほとんど関係のない魚だし、磯釣り師にも四国ではそんなにポピュラーではない。
カツオの第一の特徴は腹に数本の暗色縦帯があることで見分けることができる。
スマは胸ビレの下に小さい黒班があることと、背中の後半分に斜めの縞模様がある。釣り人はよくスマガツオと言うことがあるが、正式名はスマである。
つづく・・・。
ソーダガツオにはヒラソーダとマルソーダがあるが、どちらにもカツオのような胸ビレ近くの特徴はない。
ヒラソーダとマルソーダの見分け方は背中の黒とエラぶたの黒が離れているのがヒラソーダで、繋がっているのがマルソーダである。高知県四万十市沖のボート釣りでマルソーダの入れ食いに合い、40リットルクーラーにいっぱい釣ってしまい、処分に困ったことがある。
9月 27, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年9月11日 (日)
よく似た魚の見分け方 アイナメ
アイナメによく似た魚はクジメとホッケ。これは釣り雑誌などでもよく紹介されているので、ここで取り上げなくてもいいくらい。だが、何事にも初心者はいるので、今回は超初心者への記事と思ってください。
アイナメ、クジメ、ホッケの見分け方は簡単です。尾ビレの形だけで簡単に見分けることが出来るからです。
尾ビレの後縁がまっすぐなのがアイナメ。丸いのがクジメ。中に切れ込んでアジの尾ビレのような形がホッケ。
つづく・・・。
随分昔の話だが、東京に出張に行ったとき、仕事を終えてホテルに入る前にサンシャイン水族館に行きました。そのときに見たホッケの群れにびっくりしました。
ホッケは北の魚なので、それまで見たことがありませんでした。水槽にいるホッケは群れで中層を泳いでいます。アイナメは中層で泳ぐというイメージがないので、なんか違和感。
それに尾ビレがアジのように中に切れ込んでいて、アイナメの出来損ないが群れでいる感じ。これに驚きました。
9月 11, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年8月22日 (月)
よく似た魚の見分け方 チヌ
よく似た魚の見分け方。チヌによく似た魚に、キチヌ、ヘダイがあります。なお、よく間違いやすいのが、キビレ。キビレと言う標準和名の魚はいません。キチヌが本名。
この3魚種を見分ける簡単な方法はヒレの色。表にあるように、チヌは黒っぽい暗色、キチヌは尾ビレと尻ビレが黄色い、ヘダイは暗色ではない。
ヘダイは体の縦じまが目立つので、気をつけていると間違えることはない。
つづく・・・。
この3魚種は比較的簡単に見分けがつくので、釣り人も間違える人は少ない。ただ、キビレは河口近くに多く、人によっては出会うことが少ない魚です。
圧倒的に出会う確率が多いのはチヌ。だから油断しているとついチヌと思い込んで間違うことがある。
8月 22, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年8月14日 (日)
よく似た魚の見分け方 フグ
私が釣るフグは、ほとんどがクサフグ。なので、違う種類のフグがつれると、なんか変の感じがするが、何と言う名前かはなかなか難しい。
フグの王様はトラフグ。胸ビレのすぐ後に大きく目立つ黒班。背びれが始まる背中にも黒班。これはマフグにもあるが、尻ビレが黄色いのがマフグで、トラフグは尾ビレは黒いが尻ビレは真っ白。
これ以外のフグの見分け方は複雑で、私はその都度図鑑で調べているが、それでもキチンと名前を確認するまでに時間が掛かる。
つづく・・・。
フグの見分け方を一層複雑にしているのが、方言名。香川県の食材として売り出している讃岐でんぷくはナシフグであり、ナゴヤフグといわれているのはショウサイフグのこと。
ま、フグには毒があるので、その毒がある部位が種類によって異なるので、自分で調理して食べないほうが賢明。
8月 14, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年7月28日 (木)
よく似た魚の見分け方 タコ
マダコとイイダコはちょっと見にはわかりません。小さいのはイイダコと思っている人が多いが、マダコだって小さいときがあります。ふふ。
イイダコには金色輪状紋というのがあるが、マダコにはありません。基本的にはこれしか見分けられない。
私の図では目の位置がちょっと変になっているので、紋との位置関係がおかしくなっています。実際は目はもっと下にあるので紋は目の横近くにあります。ふふ。
つづく・・・。
香川県では釣り人はマダコを陸からならいいが、船からだと釣ってはいけないことになっています。釣ってクーラーに入れているときを海上保安庁に見られると・・・。ま、見られていなくても放流しないといけません。ふふ。
イイダコ釣りは瀬戸内海の風物詩。残念ながら私は2年間行けていません。
7月 28, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年7月18日 (月)
よく似た魚の見分け方 ブリ
ブリとそっくりなのが、ヒラマサ。正直に言うと、私も正確に区別する自信がありません。ただ、区別する知識としてはよく知っています。ブリ、ヒラマサを最近は釣ってないので自信がないのです。ふふ。
ブリとヒラマサを見分ける場所は上顎骨上の後角。ここが鋭角になっていればブリで、丸くなっていればヒラマサ。
釣り人には魚の形や色で見分ける人もいるようですが、痩せたハマチがいれば太ったハマチもいます。
つづく・・・。
ブリ、ヒラマサ以外にカンパチ、ヒレナガカンパチもいます。こちらの方はカンパチ(間八)の名前どおり魚の上から見ると八の字があるので見分けるのは簡単。
カンパチとヒレナガカンパチとは尾ビレの下の先端が白くなっているのがカンパチで、白いところがないのがヒレナガカンパチ。これは気をつけていれば簡単に分かる。私はヒレナガカンパチを釣ったことがないのでエラソーには言えません。ふふ。
7月 18, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年7月 6日 (水)
よく似た魚の見分け方 イカ
私はイカと言えばアオリイカ以外はほとんど釣ったことがありません。だが、釣り雑誌ではいろんなイカが釣れています。
イカの見分け方は形と触腕、それと中の甲が硬いか柔らかいかで分かります。
まず、アオリイカとよく似ているのがコウイカ。アオリイカは触腕が長くて甲が柔らかく、コウイカは触腕が短くて甲が硬い。
私に分かりにくいのが、ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカの違いです。まず、スルメイカは背中側に黒い帯があるので分かります。ヤリイカとケンサキイカの違いは触腕の長短で分かります。
つづく・・・。
イカには、これ以外の種類がたくさんあるようですが、私にはその区別の知識はあまり必要がない。船で夜釣りの機会がほとんどないからです。
香川県ではイカ釣り専門の船釣りを聞いたことがありません。釣れるはずだが、どうしてイカ釣り船がないのかは分かりません。私にはアオリイカだけで十分です。ふふ。
7月 6, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年6月30日 (木)
よく似た魚の見分け方 コトヒキ
よく似た魚に、コトヒキとシマイサキがいます。主に投げ釣りで釣れるので、サーフのクラブ員はよく分かっているが、投げ釣りをしない人の中には混同している人が結構います。
見分け方は簡単です。頭から尾ビレに向かってある黒い筋がまっすぐなのがシマイサキ、湾曲して筋の後ろが背ビレのほうに到達しているのがコトヒキです。
尾ビレの色も全然違うので、これでも簡単に見分けることができます。はっきりした縞模様があるのがコトヒキです。
つづく・・・。
実は私も釣りを始めた頃、この2種を混同していました。というのは、シマイサキは大きくて、コトヒキはそれよりも小さいと思い込んでしまっていたことが原因。
昭和60年に愛媛県の由良半島で投げ釣りで、35.2センチを釣ったときその大きさから、てっきりシマイサキと思い込んでいました。何年か後に写真をよく見てコトヒキだったので驚きました。思い込みはいけません。
6月 30, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年5月27日 (金)
よく似た魚の見分け方 ライギョ
磯釣り師は淡水で釣りをすることがほとんどないので、淡水魚に関する知識も関心もあまりない人が多い。
バス釣り愛好者は当然知っていることだろうが、私がライギョにカムルチーとタイワンドジョウの2種類がいると知ったのは40歳代になってからだった。
見分け方は簡単。カムルチーは大きな斑点が2列に並んでいて、タイワンドジョウは比較的小さな斑点が3列並んでいるので、よく見れば分かる。
つづく・・・。
タイワンドジョウは名前の通り台湾から食用として移入されたものであり、一方カムルチーはロシア、朝鮮、中国などの東アジアから来たもの。
タイワンドジョウはそれほど大きくならないが、カムルチーは1メートルにもなる。なお、この原稿を書くまで、カムルチーをカルムチーとばかり思っていて、図の中の名前を修正したばかりです。ふふ。
5月 27, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年5月14日 (土)
よく似た魚の見分け方 コノシロ
コノシロと間違いやすいのがサッパ。サッパは岡山県で酢漬けが名物のママカリのこと。
コノシロとサッパの見分け方は簡単です。背びれの後ろの端から長いものが出ているのがコノシロ、出ていないのはサッパです。
胸ビレの上に黒い班があるのがコノシロで、サッパにはない。これでも見分けることができますが、背びれの後の軟条の有無が最も分かりやすい。
つづく・・・。
サビキ釣りでジャンジャ釣れるのはサッパのことが多いが、コノシロのほうが名前が売れているので、初心者はコノシロだと思っていることが多い。
コノシロもサビキで釣れるが、大きくなると3連、4連で釣れることはあまりない。
5月 14, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年5月 6日 (金)
よく似た魚の見分け方 イワシ
イワシの魚種はマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3魚種。見分け方は比較的簡単。
まずは、この3種にある体の特長がはっきりしています。マイワシは別名ナナツホシと言われることがあるように、体に数個の黒点があります。
カタクチイワシはその名前の通り、下あごが上あごより短いので比較的簡単に分かります。
つづく・・・。
3種の見分け方でもう一つのポイントが背ビレと腹ビレの位置関係。図のように、マイワシとカタクチイワシは同じ位置にあり、ウルメイワシは腹ビレが背ビレよりも後ろにあります。
ウルメイワシは目が大きいのが特徴だが、ウルメイワシばかりが釣れていると、それが大きいのか普通なのかがわかりにくい。そのときにヒレの位置関係の知識が役に立ちます。
5月 6, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年4月29日 (金)
よく似た魚の見分け方 アジ
アジの魚の見分け方です。ちょっとだけややこしい感じがしますが、コツをつかめば簡単。
釣り人がよく分かりにくいのが、マアジとマルアジ。これは簡単。背ビレの後に背ビレと少し離れて小さなヒレがなければマアジ、あればマルアジです。アジの見分け方のポイントは離ビレの有無。
ムロアジも慣れた人には簡単だが、釣れることが少ないので戸惑います。これは釣り上げた時に黄色い縦帯が見えればムロアジ。ただ、この色は死ぬと見えなくなります。
つづく・・・。
アカアジは尾ビレが赤っぽいのでわかります。だから、表にあるように、離ヒレの有無と「その他」にある魚種別のワンポイントだけを覚えていればいい。
アオリイカのエサにするアジは店によってはマアジとムロアジの値段が違うので、知っていて損はありません。ふふ。
4月 29, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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2016年4月25日 (月)
よく似た魚の見分け方 バラハタ
私が33年間投稿を続けた「関西のつり」が休刊になったので、過去に書いた原稿を整理しました。すると、30年近く前に送った原稿の中に「よく似た魚の見分け方」がありました。
当時、この知識は図鑑の中に断片的に書いているだけで、体系的に整理したものがなかったのです。その後10年近くたち、1998年に相次いで魚の見分け方を整理した書籍が2冊発行されました。
その意味では、私は先駆者だと思っています。ただ、私が整理したのは比較的釣れる魚に限定しての見分け方でした。だから、専門書のようによく似た魚を網羅的に整理したものではありません。
しかし、私が30年前に書いた原稿は今見てもよく出来ています。そこで、それを一つずつ紹介したいと思います。きっと、皆さんの役に立つと思います。ふふ。
つづく・・・。
ちょっと前に東京築地で毒があるといわれているバラハタが誤って売られ、ニュースで何度も流れました。よく似たスジアラと間違ったとのこと。
だが、バラハタとスジアラは全体的にはよく似ているが、尾ビレの端が鮮やかな黄色であればバラハタ、スジアラには黄色がないので、このことだけを知っておればすぐに見分けがつきます。
いろんな特徴をだらだらいうよりも、端的に違いを提示することが大事だと思っています。端的なだけに、全てのよく似た魚を見分けることはできなくても、めったに釣れない魚までも含めることでややこしくなることを避けることが出来ます。
この「よく似た魚の見分け方」をシリーズ化して書いていきたいと思います。特徴を表す簡単な図は私の手書きなので、ちょっと雑なのはお許しください。
4月 25, 2016 よく似た魚の見分け方 | Permalink
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