土佐久礼(高知県)の市場にカツオの造形看板
高知県土佐久礼にある大正市場の入り口を見上げると、カツオの造形看板がある。どうってことのない看板だが、お腹がキラキラと輝いていて、新鮮で、おいしさを伝える看板なのは、さすが高知はカツオの本場と思わせてくれる。看板は大事です。看板娘にしろ、看板婆さんにしろ、看板オバハンにしろ、大いに効果がある。
この大正市場には、よくお世話になった。釣りの帰り、ボウズのときは、ここで新鮮な魚を見て回った。だが、グレとか、イサキとかを買って、いかにも釣ってきたように持って帰るなんて、せこい事はしない。天日干しのシラス干しとか、アジの一夜干しなど、自然加工の魚がおいしい。
女房は、私の釣果には、全く興味がないので、たくさん釣って帰ろうが、ボウズだろうが、関係ない話。クーラーボックスに50cmのグレが入っていても、一言「フン」。せめて、同じカナでも「フーン」と、伸ばしてくれれば、ちっとはいい感じだが、「フン」じゃあね。
お陰で、ボウズであっても、土産の魚を調達しないと家に入りづらいということはない。感謝している。「ちっとは、旦那の趣味、道楽に興味をもてよー」ということはなく、無関心の方が、気楽である。「この魚を釣るのに、何円かかったの」と言われたら、絶句しかない。
11月 27, 2020 陸に上がった魚 店舗 | Permalink
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