お魚グッズコレクションーⅢ295
11月 28, 2020 お魚グッズコレクション | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)
高知県土佐久礼にある大正市場の入り口を見上げると、カツオの造形看板がある。どうってことのない看板だが、お腹がキラキラと輝いていて、新鮮で、おいしさを伝える看板なのは、さすが高知はカツオの本場と思わせてくれる。看板は大事です。看板娘にしろ、看板婆さんにしろ、看板オバハンにしろ、大いに効果がある。
この大正市場には、よくお世話になった。釣りの帰り、ボウズのときは、ここで新鮮な魚を見て回った。だが、グレとか、イサキとかを買って、いかにも釣ってきたように持って帰るなんて、せこい事はしない。天日干しのシラス干しとか、アジの一夜干しなど、自然加工の魚がおいしい。
女房は、私の釣果には、全く興味がないので、たくさん釣って帰ろうが、ボウズだろうが、関係ない話。クーラーボックスに50cmのグレが入っていても、一言「フン」。せめて、同じカナでも「フーン」と、伸ばしてくれれば、ちっとはいい感じだが、「フン」じゃあね。
お陰で、ボウズであっても、土産の魚を調達しないと家に入りづらいということはない。感謝している。「ちっとは、旦那の趣味、道楽に興味をもてよー」ということはなく、無関心の方が、気楽である。「この魚を釣るのに、何円かかったの」と言われたら、絶句しかない。
11月 27, 2020 陸に上がった魚 店舗 | Permalink | コメント (0)
愛媛県西北部の伊予市から西に海沿いを走る国道378号線に大きなナマズの石像がある。
何年か前にこの国道を走っていて「ここに魚の像がある」と見つけたが、私一人でなかったので、写真を撮ることが出来なかった。
その後、一人釣行のとき、この国道を走るチャンスがあった。「この道に魚の像があった」という記憶はあったが、何の魚かの記憶はなくなっている。場所も定かでないので、スピードを落として、旧双海町の道の駅「ふたみシーサイド公園」近くに見つけたのがナマズだった。愛媛県だと盛んに養殖されているマダイか、ハマチと想像していた。
近づいて写真を撮るときになって気が付いたが、ナマズの下に瓢箪がある。「瓢箪なまず」、「瓢箪でナマズを押さえる」ということわざがあり、意味は「ぬらりくらりととらえどころがなく、要領を得ないこと」である。
なんでこの国道に、あまりありがたくないことわざを意味する像があるのかがさっぱり分からない。国道で車を止めてわざわざ見に来る人は、のらりくらり人間しかいないという意味か。だとすると、まんまと引っかかった。
11月 26, 2020 陸に上がった魚 橋、トンネル、道路に魚 | Permalink | コメント (0)
デザインマンホール探しのために、愛媛県のしまなみ海道にある大島に行った。そのとき訪れた旧宮窪町の今治市宮窪支所の玄関で「おーっ」となった。
魚の大きな石像が鎮座している。色んな町役場が四国にもありますが、町役場の玄関に魚像がどーんとあるのは初めて見た。魚像を探している私にとっては感謝感激。魚種はよく分からないが、ハタ科のようである。
石像の下に「宮窪町石彫サークル作」と書いている。今治市に合併する前に、この宮窪町で石彫りを通じた町興しをしていると、何かで読んだ気がする。
この石像はいつまでも撤去されずに是非とも残して欲しいと思う。地域にとって貴重なものである。残しておくと、私のような変わり者が、わざわざこの像を見るためだけにやってきて、お金を落としていくと思う。
「どうせ税金で作った無駄遣い」といいたがるヤカラがいるはずなので、あまり宣伝しない方がいいかとも思う。
11月 25, 2020 陸に上がった魚 公園、道の駅、民家 | Permalink | コメント (0)
愛媛県と広島県をつなぐ「しまなみ海道」は瀬戸内海に浮かぶ多くの島を貫いている。そのなかのひとつ、大島にあるカサゴの像に、やっと会えた。手元に、平成12年9月17日付けの、愛媛新聞記事の切抜きがある。
記事のタイトルは、「大島石のホゴ 漁師市 巨大シンボルに」となっていて、「体長2m、幅1.1m、高さ1mの巨大カサゴの石像が作られた」という内容。大きなカラー写真付き記事です。
「カサゴの像」と聞いただけで、ワクワク。ちなみに記事タイトルにある「ホゴ」は、カサゴの愛媛県の方言です。この記事を見てから、「絶対に会いに行くぞ」と思ったけど、その機会がなかなかなかった。
9年越しの願いが叶って、カサゴ様との記念撮影も当然してきた。
私はこの愛媛新聞の記事を見て、勝手に「日本一大きいカサゴの像」と確信した。だって、カサゴの石像を作っているのって、聞いたことがない。それに、この大きさである。こんなに大きいカサゴの像を作るという変わり者がそんなにいるはずがない。だが、この像が本当に日本一大きいかどうかを確かめるのは、不可能に近い。
インターネットで調べても、「カサゴの像」検索ではヒットしないし、地方紙とはいえ大きな記事になったこの像の記事さえ出てこない。だから、全国のどこにカサゴの像があるのかさえ、ほとんど分からない。
だから、誰かが、「日本一宣言」をしてインターネットで流すと、それより大きいのがあると、その情報が入るはずである。だから、早いものガチの日本一の宣言です。これ以上の大きさのカサゴ像があるのなら、いちゃもんを付けてください。確証があれば、ここの日本一宣言は即刻いさぎよく取り下げる。どこかの大統領のように負けを認めないことはしない。
11月 19, 2020 陸に上がった魚 公園、道の駅、民家 | Permalink | コメント (0)
現役時代は出張が多かった。東京は飛行機、大阪、福岡は新幹線、そして四国内は、基本的には高速バスを利用していた。
高知県では、高知市までは高速バスがあるが、それ以遠に行くときにはJRを使う。土佐佐賀は、高知市から列車で西に約1時間。この土佐佐賀駅のホームから列車が出るときに、車窓から大きなカツオ像が見える。鉄道と並行している国道からは見えない位置にある。
いつか、その像を間近に見たいと思っていたので、一人で釣りに行ったとき、その像を探しに駅に寄った。駅舎に着くとすぐに見つけることが出来た。近寄ってみると、思っていたよりさらにでかい。
「魚群(なぶら)公園」の表記がある。公園といっても、この像があるだけで、狭い空き地があるだけ。このカツオ像のためだけに造った公園のようである。ウィキペディアによると「公園とは公衆が憩いまたは遊びを楽しむために公開された場所」とある。この公園は地元の人がカツオの像を見上げてウフフとか、フムフムとか憩うところだろうと思うが、私がいる間はだーれも来なかった。嫌味じゃないよ。
リアルに造っていて、この地の人がカツオを大事にしていることが分かる。
11月 18, 2020 陸に上がった魚 公園、道の駅、民家 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)
香川県高松市から、西方に車で約1時間走り、多度津町を過ぎた辺りで、急停車。橋のたもとに釣りのレリーフらしきものが目に入ったからである。これまでも何度か通った道だが、ここにこんなものがあるとは、気が付かなかった。
橋の名前は、「みずいではし」と表記している。腰に蓑を巻いているので、どうも浦島太郎らしい。ここ近くの詫間町は浦島太郎で町おこしをしている。
浦島太郎って、亀を助ける前に釣りをしていましたっけ。立派なタイを釣り上げています。亀を助けたのち、竜宮城に行って、「タイやヒラメの舞い踊り」を見たはず。
タイを釣った後で、タイの舞い踊りで接待される。このときの浦島太郎さんの心境はいかなるものだったか。釣った鯛を食べながら、タイさんの接待をうけたのだろうか。年寄りのへ理屈はどうにもならん。
11月 9, 2020 陸に上がった魚 橋、トンネル、道路に魚 | Permalink | コメント (0)
香川県西部の三豊市に住んでいる前香川磯連会長の古川さんが高松市に来ると電話があったので、寄ってもらうことになりました。
私のマル秘釣りデータを献上するためです。釣り雑誌「釣り画法」には四国各地の釣り情報が詳しく掲載されています。場所はもちろんのこと、例えば波止なら波止のどこからどの方向に仕掛けを投げ込むのか、エサ、釣った時刻、魚のサイズと匹数、タナ、釣り方などなど。これだけの情報があれば、私が行っても確実に再現できる情報です。
その釣り画法の釣り情報だけを切り抜いて、その中から私に有用な情報をカラーペンで印をつけています。全部で本棚の1列を丸々占拠していました。
それを月別に整理しているので、例えば11月に釣行する場合、11月の釣果が掲載されている12月号を調べればいい。しかし、これだけだと、過去の釣り画法のおよそ10年分すべてをめくって検索しないといけません。面倒くさい。
そこで、カラーペンで印をつけた情報を、魚種、釣り場、サイズ、など簡単なメモにして整理しています。だから12月号のメモをさらーっと見るだけで、どこに行けばいいのかが簡単にわかります。この方法は会社をリタイアして多くの時間が使えるようになってから作りました。この表のおかげで、大物はどこで釣れる確率が高いかがすぐにわかる。私の釣果も格段に上がりました。
これをすべて古川さんに譲渡しました。ありがたく思ってもらえるかどうかは彼次第。10年間分なので、中型の段ボールに2個必要でした。
バラエティ番組の「探偵ナイトスクープ」が好きで、毎週録画をしています。
その中で、忘れられないのが、昨年の12月に放映された「亡き夫の釣り竿で幻のイシダイ釣り」です。
46歳で亡くなったご主人の釣り具は、1本の高価なイシダイ竿を除いてすべて釣り友におすそ分けしたと言います。そして依頼は「主人が残したイシダイ竿でイシダイを釣りたい」という依頼。三重県の話です。
釣りをしたことがある人は、「これは無理」と思うはず。グレなら木っ葉グレでも釣ってお茶を濁すことができるが、磯でイシダイを釣るというのは、確率が低すぎる。奥さんは1投目から案の定バックラッシュで、2投目からはついてきてくれたご主人の釣り友がすることになった。
こんなことでイシダイが釣れるはずがないと思ってみていたら、置き竿がギュンと曲がって40センチのイシダイが釣れたのにはびっくりした。奇跡。その後再びイシダイ竿が大きく曲がり、今度は55センチ。ご主人の最大記録52センチを超えるイシダイが釣れた。
こんなことがあるから、釣りは面白い。