私のなんでも魚種別自己記録ーーイットウダイ
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 イットウダイ
釣った日 昭和49年7月20日
サイズ 24.0センチ
釣った場所 鹿児島県種子島
釣り方 ふかせ釣り
4泊5日の種子島釣行。その釣果がなんとも情けない。イシダイ竿、イシダイリールを借りて、足元は滑らないと聞いたわらじ。
当時、種子島ではロケット基地を造っているときで、そのための作業員が大勢いた。私たちが泊まった民宿にも作業員がいて、その中の釣り好きから「連れ行ってやる」と言ってくれたのに、何故か断った。そして、天候が荒れて、波止場で竿を出したり、パチンコに行ったり、エサにする岩ガニを取ったりして過ごす。
このときに波止で釣れたのが、イットウダイ。民宿のおばちゃんに料理を頼んだら、ウロコを取らないし、内臓も出さないで、釣ったまんまの姿で塩焼きにした「謎焼き」になって出てきた。
最後の種子島から帰る前日にタクシーを飛ばして、風裏になる島の反対側に出て、渡船に乗る。船頭が気合を入れて「いい磯がある」と言ってくれたのに、「沖磯は怖いから地磯近くでお願いします」とまたまた、ちんぷんかんぷん対応。
そしてやっと釣れたのが、石塚さんがブダイ5匹に、加藤さんが1匹。私に釣れなかった理由ははっきりしている。借りたイシダイ竿が硬くてアタリが全く取れなかったから。「釣りには師匠がいる」の名言通りの釣行だった。
帰りの飛行機に乗る前に砂浜で泳いだとき、大きな波にひっくり返ってメガネが吹っ飛んだせいで、超近眼の私は高松空港に着くまで、石塚さんや加藤さんの手をつないでいた。ホモに見られたかもしれない。
8月 17, 2020 魚種別自己記録 | Permalink
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