お魚グッズコレクションーⅢ373
3月 31, 2020 お魚グッズコレクション | Permalink | コメント (0)
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
この記録更新が、私の釣り人生に彩り、楽しさ、期待、驚き、知識の深化を与えてくれた。
魚種 チョウチョウウオ
釣った日 平成21年7月23日
サイズ 14.2センチ
釣った場所 高知県土佐佐賀の離岸堤
釣り方 ふかせ釣り
夏休み休暇を取って、一人で高知県土佐佐賀港の離岸堤にいく。ここには、西提1個と東提2個があり、それぞれ狙いの魚で違ってくる。西提は、アタリは少ないが、比較的大きな魚が釣れる。この日、ほかに渡船客がおらず、広い離岸堤を独り占め。
ところが、この日は正真正銘の真夏の暑さ。大きなパラソルをかついでの釣りになった。それに釣りウデも出て、まともの引きは、ブダイ1匹。他にも、足元に見えていた60センチ近いイスズミが食ったが、一気に手前に潜られて3号のハリス切れ。魚を差別しちゃあいけないけど、イスズミがごときに3号のハリスでもバカにされたのが、チト悔しい。
チョウチョウウオが釣れた時は、その美しさにしばし見とれた。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 ワカウツボ
釣った日 平成23年5月23日
サイズ 計測なし
釣った場所 高知県沖ノ島
磯 オオバエ
釣り方 ぶっこみ釣り
香川磯連の大物釣り師の秋ヤンと、二人でイシダイ狙い。エサは乗っ込みイシダイに有効な瀬戸貝。秋ヤンが調達したのをもらった。だが、アタリがなく、丸1日やって、やっと釣れたのがウツボ1匹のみ。秋ヤンが岩にたたきつけてハリを外してくれた。
午後1時半には雨の寒さもあって、さっさとあきらめて、渡船の民宿に逃げ込んだ。この晩、ふくらはぎが強烈なこむら返り。さすってもどうにも痛みが引かない。助けを得ようと「秋ヤン…」と2度声をかけるが、いびきにかき消された。仕方なく、這って階段を下りて、階下の風呂に入った。「ウツボのたたり」かも。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 ナンヨウカイワリ
釣った日 平成21年11月22日
サイズ 28.7センチ
釣った場所 長崎県男女群島
磯 女島のハナ
釣り方 ふかせ釣り
同じクラブの内藤さんと、男女群島での2日目。朝から小雨。前日から泊まった磯で、二人並んでイシダイ竿を出すが、アタリがない。
渡船がやってきて、「ポイントは、あっち」と少し離れた、足場が悪いところを指す。学生時代、登山部だった内藤さんが、ハーケンを打ち、ザイルを伝って下りていきます。それくらい危ないところ。
私は危険なので、そこに行かないでふかせ釣りをした。その時釣れたのが、ナンヨウカイワリで、「残り者に福あり」のダジャレを思いついた。カスミアジと思ったが、体にある茶色の斑点でナンヨウカイワリと分かる。
危険ポイントに行った内藤さんが、続けて40センチ級のイシダイ3匹。それを見ると、私も行かないわけにいきません。私もザイルを伝ってヨロヨロと到着。
内藤さんは入れ食いして10匹以上釣った。その間、私にやっと釣れたのはソウシハギ。その後には私にもアタリが出て、小さいが5匹。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 ブルーストライプトグラント
釣った日 平成22年6月28日
サイズ 10センチくらい
釣った場所 自治国アルバ
釣り方 ぶっこみ釣り
ニューヨークから飛行機でアルバに来て4日目。私だけ観光をやめて、一人で釣りをすることになった。ここの島では日本人はもちろん、東洋人を見たことがなく、そんなところで変な東洋人が釣りをしていると警察に通報されても困る。そこで、娘の旦那のカツに人がいない海岸を見つけてもらった。
竿を出そうと準備をしていると、近くに70センチ以上ある大きなトカゲが、日向ぼっこをしている。それもぞろぞろと10匹以上いて変な気持ちになるが、釣りが優先。
エサはホテルでもらったイカの切り身。アタリが全くない。1時間半後、沖を通る漁船の漁師が手で、「もっと左に行け」と合図する。そこで100メートル移動すると、たちまちにしてアタリ。そして釣れたのが、黄色い魚。今回の記録魚である。
2本の竿を出していたが、いきなりガクンと引き込まれること数回。大きな根魚がいるらしいが、すべて根に潜られる。そこで、底オモリ仕掛けにして、枝バリを海底より浮かせ、アタリがあるとすぐに大きく合わせる戦法。
その1投目、すぐにアタリ。同時に、「きたーっ」と思いっきり合わせたとき、安物の竿がポキンと折れて、ゴゾゴソしているうちに魚に逃げられた。この大きな魚の図体が見たかった。「逃げた魚は大きい」は日本もカリブ海も同じだった。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 アルバ島名前不明魚
釣った日 平成22年6月30日
サイズ 12.8センチ
釣った場所 自治国アルバ
釣り方 探り釣り
ニューヨークから、カリブ海にある自治国アルバ島に直行。ここで1週間、食べ放題、飲み放題のホテルから観光する毎日。
ある日、娘一家全員と私たち夫婦の6人で港に行って、小物釣り。港には、前日トローリングでチャーターした船長がいた。地元の人は港で釣りをしている人はおらず、「何をしに来た」と不思議がられた。
前日にこの港で、トローリングした魚をおろして内臓を捨てたとき、小魚がワーッと寄ってきてつつき、さらに内臓を口にくわえて一気に潜った大きな魚がいました。エサは前日釣ったバラクーダの切り身である。
ユーキとショーエイが仕掛けを海におろすと、思っていた通り小魚が釣れます。孫がキャアキャアと喜んでくれます。その仕掛けをちょっと借りて釣ったのがこの魚。残念なのは、インターネットで調べても名前が分からなかったこと。
「カリブ海で小物釣りの楽しさを伝える先駆者」になれると思った。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
「ちっちぇー」とバカにしても良し、「エサトリまでサイズ計測するなんて釣り界知らず」と罵っても良し、なかには、「オレより大きいじゃんか」とちょっと敬意を持っても良し。
魚種 クロダイ(内海)
釣った日 平成24年7月25日
サイズ 50.6センチ
釣った場所 香川県三豊市仁尾
一文字ケーソン
釣り方 ふかせ釣り
神戸市在住の野上さんからの誘いで、野上さんの前職場の門脇さんらと、仁尾港沖のケーソンに渡船する。狙いは大物ではなく、のんびりと小物と遊びたいということ。ところが、エサトリがすごい。手前はスズメダイ、沖は小サバと豆アジ。
釣り開始3時間後の午前11時、全遊動のウキで少し沖を探っていると、スーッとウキが沈んでいく。
釣れたのが、期待以上のでかいチヌ。早速計測すると、残念。49センチで、50センチに届かず。50センチを超えないと、四国磯連、香川磯連に大物申請ができないので、私には不要。一緒に来ていた人に聞くが、全員が「要らない」。網で生かしていたが、逃がそうとしたとき、ふと頭に浮かんだ。「魚拓にすると、50センチを越えるかも」と思い付いた。メジャーを体の線に沿って測ると50センチを超えている。
そこで、家に帰ってから魚拓にして、大物申請をした。認定は魚拓寸でされる。四国磯連から「50.6センチ」の認定ハガキが届いたので、このサイズが正式サイズになった。バンザーイ。
チヌの自己記録は、瀬戸内海で釣れる「内海」と、宇和海、高知県で釣れる「外海」に分類している。外海が圧倒的に大きいのが釣れるからで瀬戸内海での50センチ越えは、大いに価値がある。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
「ちっちぇー」とバカにしても良し、「エサトリまでサイズ計測するなんて釣り界知らず」と罵っても良し、なかには、「オレより大きいじゃんか」とちょっと敬意を持っても良し。
魚種 クロダイ(外海)
釣った日 平成26年4月8日
サイズ 53.2センチ
釣った場所 愛媛県愛南町いるか越の磯
島原1番
釣り方 ふかせ釣り
50センチ越えのチヌ狙い。アタリが全くない。竿を出してから2時間。やっとアタリがあった。引きが強い。海面に浮いて来たのは狙い通りの50センチ超えのチヌ。1匹釣れれば十分である。どうしようかと考えていると、オカテッちゃんから電話。私の釣り場のすぐ沖で、ボートを浮かべてアオリイカ狙いをしているとのこと。
そこで、2人で近くの「道の駅」で会うことにして、船頭に迎えにお願いした。あまりにも早い時間ので、「釣れないから磯変わりの要請」と思ったらしい。「1匹釣れたからやあ」と言ったが、船頭は納得できないらしい。狙いの魚が1匹釣れたから、磯から上がる人がいるはずもなく、狙いが1匹釣れたら、さらに気合が入って、そこで釣りを続けるのが普通。やっぱり私は普通でないのかも。
近くの「道の駅」で、オカテッちゃんと合流。お互いに釣果を見せ合って、すぐに別行動。私は高知県西部まで走って、アオリイカ狙い。これは撃沈。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
魚種 オキザヨリ
釣った日 平成5年6月4日
サイズ 93.8センチ
釣った場所 鹿児島県トカラ列島 口之島
釣り方 ふかせ釣り
高松黒潮クラブで、トカラ列島遠征。小野ちゃん、猪ちゃん、カンちゃんと4人で、同じ磯の上がる。私以外の3人はイシダイ狙いの底物釣り。
4人とも、たいした釣果はなし。猪ちゃんが巨大なウツボを上げたときは、「さすがトカラ」と思った。人の腕の太さより大きく、サイズを測っていたら、間違いなく香川ギネス掲載だったが、猪ちゃんはワイヤーハリスを切ってさっさと逃がした。私だったら、絶対にサイズ計測して自慢魚にする。
このオキザヨリは、釣り上げたとき、ダツとは違うと思い、釣れた場所から考えて安易に「テンジクダツ」としていた。
ところが、香川ギネスにダツ登録していた観音寺目示奈会の矢野さんが釣った写真を見た読者から、「ダツではない。オキザヨリに間違いない」との指摘があり、再度図鑑で確認すると、確かにオキザヨリでした。
そこで今回、私がテンジクダツとして整理していた魚を再確認すると、これもオキザヨリでした。魚種判定はよほどキチンとしないといけません。反省。
2月は強風が吹き荒れた日が結構ありました。
そんなある日、干していた洗濯物、パジャマの上が飛んで、隣の小屋の屋根に落ちてしまいました。
「山の神」はあきらめて、「毎日洗濯物が汚くなっていくのを見るのはいやや」と言います。
そこで、釣竿を使って洗濯物の救出をすることにしました。私の出番です。
磯竿の2号の先に補修糸を括り付け、それに2本バリを作りました。後は引っ掛けて回収するだけです。
ところが「山の神」はずるずると引っ張るだけなので、洗濯物がたちまち屋根に引っかかって近くに寄せられけなくなりました。
釣りでいえば、根掛かりです。そこで、私の出番です。そろりと竿を突き出して、向こうに押しやった後そろりと持ち上げれはいい。
釣りの根掛かりを外す要領ですわ。「山の神」が「さすが、お父さん」と絶賛してくれました。ふふ。
久しぶりに私の釣り師のウデが役に立ちました。
私の50年足らず釣り人生で、釣ったなんでも魚種別の最長記録です。
「ちっちぇー」とバカにしても良し、「エサトリまでサイズ計測するなんて釣り界知らず」と罵っても良し、
なかには、「オレより大きいじゃんか」とちょっと敬意を持っても良し。
魚種 ダツ
釣った日 昭和59年8月24日
サイズ 90.5センチ
釣った場所 愛媛県宇和島市裸島
磯 チョボ
釣り方 ふかせ釣り
ひとり釣行。潮が高いと上がれない1級磯の、裸島チョボ。竹ケ島の手前にある小さな裸島だが、チョボは潮が引いたときにやっと一人が上がれる磯。狙いは良型のグレだったが、21センチから33センチが26匹。
型はダメだが、よく釣れた。
このダツはもちろん外道。掛けたとき海面からピュルルンと飛び上がったので、すぐにダツと分かった。掛けた後の魚種認定速度ランキングなら、サヨリと競う1番だと思う。