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2012年10月17日 (水)

フグ毒の誤解

Cimg7700 地元の新聞に高松市で「自分が釣ったフグを食べて中毒になった」という記事があった。大事には至らなかったらしいが、テトロドトキシンと書いてあったので、多分肝を食べたのだと思われる。

私も自分で釣ったフグを食べるが、絶対に肝は食べない。それに「菜種フグ」と呼ばれて毒性が強くなる春は身にも毒が出てくる可能性があると、本に書いていたので食べないことにしている。

ふぐ毒は個体によって毒性にバラツキがあって、肝を食べたからといって必ず中毒になるわけではない。むしろすぐに死に至るほど毒性が強いフグは少ないらしく、だから肝を食べる人が出てくるのだと思うが、これはロシアンルーレットと同じで続けていると必ず毒性の強いのに当たるので絶対にやめたほうがいい。

びっくりしたことがある。最近、愛媛県宇和島市の渡船の船頭に聞いた話だが、フグの肝を食べたのだという。それは「養殖のフグに毒は無い」ということで食べたらしい。それでも恐いので、水で何度も洗ってから食べたのだという。

これはとんでもない間違い。よく毒に当たら無くてよかったと思う。養殖のフグに毒性が無いといわれているのは、完全管理された陸上で養殖されているもののことであって、自然にいるフグが網をくぐって行き来する海での養殖ではない。

海で養殖されているフグは自然のフグと同じで毒性がある。NHKの番組で見たことがあるが、フグの毒性は生まれつきではなくて、毒をもったフグが毒をもたないフグの尾ビレ近くを噛むことで伝播するらしい。

ま、自分で釣ったフグは食べないほうがいいということ。

10月 17, 2012 魚料理 |

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