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2009年6月15日 (月)

42年間のサラリーマン生活を終えました

Cimg9764 本日6月15日で、42年間続いた私のサラリーマン生活を終えました。特に気張ることでもなく、淡々とした気持ちです。
写真は職場の送別会でもらった花束です。

「山ノ神」が何度も何度も、「ご苦労さんの記念品はいらないの?」とか、「ご苦労さんのお食事会はいらないの?」とか、「ご苦労さんの、せめての赤飯はどうですか?」と気を使ってくれたけど、ぜーんぶ「いらない」と申し上げました。

サラリーマン生活を止めても、特に変わるものはホントに無くて、自由時間が増えるだけだと思っていますから・・・。

もう30年近く昔のことだけど、サラリーマンのリタイアと言えば、強烈に記憶に残ることがあります。

サラリーマンの出勤時刻というのは、テレビ画面の時報を見て家を出るので、正確に決まった時刻になります。

その当時住んでいた家を出ると、しばらくJRの線路に沿った道を歩いて出勤です。ある年の4月、自転車の荷台に釣りの道具とクーラー、肩には竿袋を掛けて、実にニコニコとしていて、今にも大声で笑い出しそうなハッピーな顔でやってくる、オジサンと出会いました。齢は60才前と見えました。

「平日に釣りにいけるのは、いいなあ」と、うらやましく思いました。その翌日、前日にあった場所とほとんど同じ場所で、やはり同じスタイルのオジサンとすれ違いました。「あれっ、今日もか」。これが毎日、1週間続けて・・・。
顔は実にニコニコとうれしそうです。

多分会社をリタイアして、好きな釣りに没頭できる幸せを感じていることがよく分かります。

それが雨の日も、風の日も毎日続きました。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月たって、カンカン照りの真夏になっても毎日会います。4月には白かった顔が、日焼けして真っ黒になっています。

そして秋になっても、ほとんど毎日、同じ場所で会います。そのころから、だんだんと笑顔が少なくなってきました。「ちょっと無理しているなあ」という感じが・・・。

そして冬の雪が降る日に、強くて冷たい風に向かって、すごい形相で自転車をこぐ日がありました。その顔からは完全に笑顔は消え、可愛そうなほどにやつれた顔になっていました。

その日を境にして、二度と出会わなくなりました。釣りは義務じゃあできません。その人に何があったかは分かりません。どうしてそこまで意固地なほどに、釣りに行っていたのかは分かりません。その人はそれ以降、二度と釣竿を握っていないのではないでしょうか。

私は釣りを長く続けていたいと、思っています。

6月 15, 2009 釣りのつぶやき |

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コメント

谷口様
長い間お疲れ様です。
大ファンでブログの更新を楽しみにしていた者です。
何の前ぶれも無く、さらりと伝えるカッコよさに脱帽です。
今後も洒落っ気なお話お願いします。

投稿: リーマン釣師 | 2009/06/15 22:29:24

谷口様
ご苦労さん42年間。
おめでとう御座います、自由人の仲間入り。

明日からは、天気の良い時に釣りに行くことが、出来ますね。~~~?????

投稿: トトロ | 2009/06/15 23:24:52

谷口様
ご苦労様でした。
お仕事に釣に大活躍の42年間だったと思っておりますが、、、(笑)
高松時代は本当にありがとうございました。
これからも、土日になるかとは思いますが、又蔦島(仁尾)や女木島に同行させてください。

投稿: ミッチー | 2009/06/16 8:23:45

谷口様
42年間、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m

そろそろ女木に子供と釣りに行きたいので、情報をよろしくです!

投稿: 黒潮 | 2009/06/18 17:38:07

↑は黒潮岡田です!

投稿: 黒潮オカダ | 2009/06/18 17:41:25

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