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2007年6月15日 (金)

ボローニャの魚屋さん

ベネチアでは宿泊なし。バスで、エンヤコラと着いたのが、ボローニャという都市。

視察の合間をぬって、市場散策。知らない国で、市場を歩くのは、実に楽しい。見たことの無い形や色の野菜があったり、見たことの無い恐怖の魚がいたりするからです。

Cimg4060真っ赤に熟れたおいしそうなトマトがあったので、手にとって写真を撮っていたら、ガイドさんから「コラコラ。イタリアでは売り場で触ってはいけません」と言われました。「そんなことは、ねーだろ」と思ったけど、ここは素直にトマトをすばやくおきました。もちろん、写真をとったあとですけど・・・。ふふ。

Cimg4061しばらく歩くと、魚屋さんがありました。日本では、めっきり見なくなった街の魚屋さんです。他の人はサラリとみて通り過ぎたけど、私はじっくり。当然です。
並んでいる魚を見て、ちっとも違和感がない。だって、サバ、イワシ、シャコ、ウシノシタ、イカなど、日本で普通に売っている魚ばかりが並んでいます。見たことがない魚が、全く無い。不思議です。地球の反対側に来ているのに・・・。

ふと、見上げて、そこにあるものに、釘付けになりました。

Cimg4062隅の一角に、いかにも「イタリア~~~」という色使いの、真っ赤な魚が、棚に鎮座しています。 あわてて、パチリ。
フラッシュに驚いて、店員さんと女性のお客さんが、こっちに振り向いたけど、日本人の得意技でごまかしました。「あいまい笑い」という手です。

Cimg4063「何を撮ったの?」と、怪訝な顔。そりゃあ、そうでしょうよ。まさか、棚の魚を写真に撮る人は、まずいないでしょうから。怪訝顔に、心の動揺を抑えて、「あいまい笑い」で、どうにか切り抜けました。
この魚、カサゴ。日本でも見慣れた魚。イタリアと、日本って、同じ魚が捕れるのでしょうか。ちょっと不思議。
これが日本だったら、店員さんに、「そんなカサゴの置物を置いているところをみると、こちらではカサゴがたくさん取れるんですか」などと、聞きますが、いかにせんイタリア語でペラペーラとやられたら、お手上げです。

そんなわけで、あいまい笑いのままクルリと背を向けて、さりげなく、あくまでもさりげなく、その店をあとにしました。

6月 15, 2007 オランダ・イタリア, 陸に上がった魚たち |

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