やりました。アムステルダムでの釣り
何が起きたのか分からなかったけど、本能的に無我夢中で竿を握ります。「ヒェー、魚がきた。ホントかよ」。魚は、ギュンギュンと引きます。思っていたより、でかい。コイと思いました。
もし奇跡で魚が掛かったとしても、せいぜい20cmぐらいと思っていたのに、掛けている魚は、そんなものじゃない。もっと、でかい。
一度、魚の頭がこっちに向いたかとおもったが、再び強い締め込み。周りには、もちろん誰もいません。
「タマ網がないけど、大丈夫かな?」 取り込めそうだと思い始めたとき、そんなことが、頭をよぎります。両手をいっぱい上に伸ばして、魚の強い引きに絶えます。ギュンギュン。ギューン、ギューン。 どれぐらいのやり取りをしていただろうか。すごく長い間していた気もするが、短い気もする。興奮しているので・・・。
やっと、魚が浮いてきました。コイじゃないようです。ランディングは、ゆっくりと慎重に引きづり上げました。このときに心配していた暴れ出しはなくて、意外に素直に上がってきます。上げた途端にバタバタとして、これを引きずり上げるときにされていたら、糸 が切れていたはず。
手で測ると40cm超のフナ。やりました。奇跡としか、考えられません。神様が「お前は、釣りをずーっと、一生していろ」と、授けてくれた贈り物のようです。その贈り物は、写真を撮った後、運河に戻しました。放たれたフナは、ゆっくりと沈んでいきました。
デジカメに残った、この写真だけが証拠です。この1匹だけで十分です。ホテルに帰ることに・・・。ホテルの入り口近くで、同じ視察団の吉良さんが散歩に出ようとしているところ。デジカメの写真を見せると、拍手でお祝い。ふふふ。
今回のオランダ、イタリア視察旅行にあたって、 こっそりと準備してきたことが、すべてうまくいきました、本当に幸運としか言いようの無い釣りでした。感謝、感謝。
6月 28, 2007 オランダ・イタリア, 波止釣り | Permalink
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